通算15度目となる欧州制覇を成し遂げたレアル・マドリー。
ルカ・モドリッチとトニ・クロースにとっては6度目となるCL優勝だった(クロースの1回目はバイエルン時代)。
一方、今季古巣であるレアルにレンタルで戻ってきた34歳のFWホセルにとっては初のビッグイヤー獲得。バイエルンとのCL準決勝では絶体絶命の状況からチームを救うゴールを決めてヒーローにもなった。
『AS』によれば、そのホセルはドルトムントとのCL決勝後にスラング交じりにこう話していたそう。
「俺にとっては初だ。この野郎どもは…もはやお祝いしないヤツもいるんだよ。
こんなシーズンの締めくくりになってロッカールームは最高に幸せさ、これ以上はないね。
色々あり過ぎて、この感覚は伝えられない。様々な感情が頭を駆け巡っている。子供たちや妻、母とこの瞬間を共有することができる。長男は号泣していたが、末っ子はまだ分かっていないね。妻は長年経験してきた全てを理解している。
レアルと契約した日にこれを夢見ていていた。誰もが勝ち取りたいタイトルだ」
常勝軍団であるレアルではCL優勝を祝わない選手すらいると話していたようだ。
なお、CL決勝では身長173cmのダニ・カルバハルがヘディングシュートでゴールを決めたが、ホセルは「アンチェロッティ監督はカルバハルに俺がゴールしているように見えたと言っていたよ」とも話していた(ホセルは身長192cm)。