世界各地で行われている2026年FIFAワールドカップの予選。
ナイジェリア代表はアフリカ予選グループCで6チーム中5位と低迷している。今月の2連戦も1分1敗となり、フィニディ・ジョージ監督が辞任したとされている。ナポリで活躍するナイジェリア代表FWヴィクトル・オシメーンはその2試合を怪我のために欠場した。
『Punch Newspapers』などによれば、フィニディ・ジョージ監督は今月の2試合を終えた後にスポーツ大臣と会談した際、オシメーンの欠場は代表チームへの姿勢が悪いせいだと述べていたという。
代表チームへの献身が疑われたオシメーンは、フィニディ・ジョージ監督の発言に激怒。Instagramのライブ配信で怒りをぶちまけていた。
「こういうことが起きると分かっていた。だからこそ、ドイツでドクターと一緒にいた時にフィニディと電話した際のビデオやスクリーンショットを持っている。
俺はレッチェ戦で怪我をして、MRI検査をした。そこでフィニディに電話して、ドクターの話も聞いてもらった。俺は彼にお願いした。選手たちと一緒にいるためにキャンプに帯同させてくれと。チームメイトたちにも話した。だが、彼は俺に家族と一緒にいるべきだと言った。
俺がクラブや代表のために全力を賭していることは誰もが知っている。フィニディの発言を信じている人達のために彼との会話のスクショとビデオをシェアする。やつへの敬意はなくなった。
(代表のためにプレーしたくなかったと)馬鹿なことを言えばいい。やつへのリスペクトはない。一切失った。俺はやつに電話して、選手たちと一緒にいさせてほしいと頼んだ。その記録が全て手元にある」
選手としてワールドカップ2大会に出場したフィニディ・ジョージは、現地でも「ナイジェリアのスーパースター」とされているが、オシメーンとの関係性は崩壊してしまったようだ。
なお、アフリカ予選はグループ首位になればW杯行き決定、2位だとプレーオフ出場の可能性がある。ナイジェリアは残り6試合で逆転突破を狙う。
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