プレミアリーグのブライトンで活躍する日本代表FW三笘薫。
筑波大学蹴球部ではドリブルを卒業論文のテーマにしたことでも知られている。
その三笘と蹴球部で同級生だったスコット・アトムさんら筑波大学の元分析担当3人が西大伍のYouTubeに出演していた。
3人が試合映像をAIなどを使ってデータに落とし込む技術について話していた際、西は「(データとして)顔の向きとか目線まで追えるといい」とコメント。すると、スコットさんは、こんな話をしていた。
「筑波大で同期なんで、イギリスで学会をやった時にちょうど時間があって、(三笘から)話を聞けたんですけど。
彼にこのアイディアを説明した時に姿勢まで見たいっていうのが出てきて。
彼はめっちゃ姿勢も気にしてというか、姿勢で速くなるとか、首をこうしてるか(顎が上がっているか、下がっているか)で、速さが違うんだみたいなことを言っていて。
関節まで見ようとすると今の技術だと各関節につき5cmぐらい誤差が出ちゃうんです。それはアスリートからするとデカいなっていうのはあって、もうちょっとやる必要があるんです」
三笘は、ドリブルする際の姿勢や顎の角度で速さが変わってくるため、姿勢のデータまで見たいと話していたとか。
西は「うまい選手ほど相手の目を見てたりする」とも話しており、理想的にはそういう部分までデータとして落とし込めればより有効になると感じているようだ。