ウルグアイ1部のナシオナルは、28日に所属選手のフアン・イスキエルドが亡くなったと訃報を伝えた。
27歳の彼は23日に行われたサンパウロ戦で心臓発作を起こして昏倒。心停止に陥った後に懸命な治療が行われていたが、5日後に息を引き取った。
サンパウロFWジョナタン・カジェリはイスキエルドが入院している病院を見舞うと、治療費を負担するために自分のクレジットカードを提供することまでしていた。
現地メディアによれば、イスキエルドは心停止後に脳浮腫を起こし、危篤状態になっていたという。
彼には妻と新生児を含めた2人の幼い子供がいた。妻セレーナさんは「彼には私たちが必要です。彼がとても愛されていると私は知っています。2歳の娘と生後8日の息子が自宅で待っています。彼には生きるための時間がたくさんあります。彼のために祈ってください」との悲痛なメッセージを数日前に出していたのだが…。
地元メディアは「イスキエルドの逝去は、遺族やナシオナルだけでなく、ウルグアイサッカー界全体に計り知れない空白を残す。彼はピッチで全力を尽くし、人生の最後の瞬間まで戦った戦士としてレガシーになる。サッカー界は悲しみの中で団結する。彼は偉大な選手としてだけでなく、その闘志も永遠に記憶されるであろう」などと伝えている。