1996~2010年の歴代1位は

カレッジドラフトと2000~2010年までのスーパードラフト全体1位は以下の通りになる。

カレッジドラフト (指名チーム、ドラフト指名時在籍校)

1996 MFマット・マッキーオン(カンザスシティ・ウィズ、セントルイス大)
1997 DFターイ・ジャキンス(コロラド・ラピッズ、カリフォルニア大ロサンゼルス校)
1998 DFレオ・カレン(マイアミ・フュージョン、メリーランド大カレッジパーク校)
1999 MFジェイソン・ムーア(DCユナイテッド、バージニア大)

スーパードラフト(指名チーム、ドラフト指名時在籍校)

2000 MFスティーブ・シャック(メトロスターズ、カリフォルニア大ロサンゼルス校)
2001 MFクリス・カリエリ(サンノゼ・アースクエイクス、ノースカロライナ大チャペルヒル校)
2002 DFクリス・グバンディ(ダラス・バーン、コネチカット大)
2003 FWアレコ・エスカンダリアン(DCユナイテッド、バージニア大)
2004 FWフレディー・アドゥー(DCユナイテッド、プロジェクトー40)
2005 MFニコラス・ベサグノ(レアル・ソルトレイク、ジェネレーション・アディダス)
2006 DFマーベル・ウイン(メトロスターズ、カリフォルニア大ロサンゼルス校)
2007 MFモーリス・エドゥ(トロントFC、メリーランド大カレッジパーク校)
2008 DFチャンス・マイヤーズ(カンザスシティ・ウィザーズ、カリフォルニア大ロサンゼルス校)
2009 FWスティーブ・ザクアニ(シアトル・サウンダーズ、アクロン大)
2010 FWダニー・ムワンガ(フィラデルフィア・ユニオン、オレゴン州立大)

※太字は代表選手

名選手が多くいるのだろうなと調べてみたらあまり耳にしたことがない名前がズラリと並んだ…。

若干14歳でプロデビューを果たしたフレディー・アドゥーは2004年のドラ1だが、欧州では思い描いたようなキャリアを描けなかった

アメリカのプロスポーツ史上最年少でプロになったフレディー・アドゥーや元アメリカ代表でスコットランド1部で活躍したレンジャーズでプレーしたモーリス・エドゥはそこそこ有名だが、これぞ!といった名選手はいなかった。

ちなみにアメリカ代表で57得点を挙げて最多得点記録を誇るFWランドン・ドノヴァンはドイツ1部バイエル・レバークーゼンのセカンドチームでキャリアを始めたため、ドラフトを経由しないでプロになった。

ドノヴァンと同じく同代表最多得点記録を持つFWクリント・デンプシーは2004年のスーパードラフトで1巡目全体8位、ドイツ1部ボルシアMGやイタリア1部ローマで活躍したMFマイケル・ブラッドリーは2004年のスーパードラフトで4巡目全体36位だった。

名選手が意外と低順位であることに驚いたが、歴代1位の知名度のなさに少し拍子抜けしてしまった。続いて10年から今年のドラ1を調べてみた。