今夏ポーランド1部グルニク・サブジェに加入したMF古川陽介(21)が初アシストを記録した。

これまで途中出場ばかりだった古川だが、20日に行われた国内リーグ第12節スタル・ミェレツ戦で初先発。いきなりこの起用に応えた。

0-0で迎えた前半32分、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキが中央から左サイドへスルーパス。これを受けた古川は得意の切り返しでスペースを作り、速いグラウンダーのキックで折り返した。

この折り返しを、スロべニア代表FWルカ・ザホヴィッチが倒れながら合わせて先制ゴール。古川のヨーロッパ初アシストとなった。

(動画48秒から)

ゴールを決めたルカ・ザホヴィッチは、古川と同じくこの夏グルニク・サブジェへと加入。

彼の父親は左利きの天才的なアタッカーで、2002年ワールドカップにも出場したスロベニアの英雄ズラトコ・ザホヴィッチ。スロベニア代表として80試合35得点をマークしているが、これは現在でも同国の最多得点記録となっている。

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古川は、天才少年として知られる中井卓大(レアル・マドリーからSDアモレビエタにローン中)の幼馴染として知られる。

中井が9歳でレアルと契約したのに対し、古川は静岡学園からジュビロ磐田へ加入し、21歳になった今年がヨーロッパ初挑戦に。

しかしそんな彼の初アシストは、サッカー界のレジェンドであるポドルスキのパスを受け、レジェンドの息子ザホヴィッチをアシストするという華々しいものとなった。

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試合は3-1でグルニク・サブジェが勝利。古川は何度もチャンスを作り、77分に退いている。

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