試合に乱入した不届き者を成敗

2011年、オランダのAZ対アヤックス戦に男が乱入。男は酒に酔った19歳のアヤックスサポーターで、AZのGKエステバン・アルバラードに飛び蹴りを仕掛けた。すると、アルバラードはこれを華麗にかわし、倒れた男を思い切り蹴りつけた。

だが、主審はアルバラードにレッドカードを提示…。この判定を不服としたAZは全員がピッチから去り、結局試合は打ち切り。後日、正当防衛が認められ、アルバラードの退場処分は取り消されている。

そんな勇敢なアルバラードだが、元恋人の女性に対する度重なる暴行により殺人未遂の罪などで刑事告訴されたこともある人物。2022年W杯ではコスタリア代表として日本代表とも対戦している(試合には出場せず)。

ボールボーイを蹴る

2013年、当時チェルシーに所属していたエデン・アザールは、スウォンジー戦でボールをなかなか渡さなかった相手のボールボーイを蹴ったことで一発退場になった。

蹴られたボールボーイのチャーリー・モーガン氏がその後、大富豪になったことも話題に。2023年に『The Times』が発表した英国の35歳以下富豪ランキングで27位になったのだ。その資産は、なんと5500万ポンド(107億円)!

ホテル経営者の息子であるモーガン氏は、学校の友人と立ち上げた高級ウォッカブランドAUが大成功。2015年に立ち上げた同ブランドはインフルエンサー界隈で最も見かけるほど有名になり、2021-22の売り上げは4390万ポンド(87億円)に達した。