昨季限りでリヴァプールを退任したユルゲン・クロップ元監督。
クロップ氏は香川真司、南野拓実、遠藤航ら日本人選手たちの指導経験もある熱血漢だ。
『BBC』などによれば、そのクロップ監督とリヴァプールを罵る動画が流出したことで、審判が停職になったという。
問題視されているのは、42歳のデイヴィッド・クート審判。同氏は2018年からプレミアリーグを担当してきた経験豊富な審判員だ。
ただ、英国審判員の統括機関であるPGMOL(The Professional Game Match Officials Limited)は、問題の動画がSNSで拡散されると同氏を一時停職にした。
クート氏はリヴァプール戦を何度も担当しているが、映像内でこう言い放っているとのこと。
「ロックダウン中のバーンリー戦を担当した際、彼は私を非難した。さらに、嘘つきだと言われ、クソみたいな暴言を吐かれた。
クソ傲慢な人間とは話したくない。だから、彼とはできるだけ話さないようにしている。ドイツのクソ野郎、クソが」
2020年7月に行われたリヴァプール対バーンリー戦は1-1の引き分けだった。アンフィールドでの連勝記録がストップしたその試合後、当時のクロップ監督はクート氏ら審判団に詰め寄り、判定への不満をぶつけていた。
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問題の映像はいつ撮影されたものかなどを含めて不明な点も多いが、『BBC』によれば、PGMOLはフェイク動画ではなく本物として扱っているそう。