先日、ブラジル4部のシアノルテは、森重陽介との契約を発表した。
2004年4月5日生まれの20歳である森重は、東京ヴェルディジュニアユースから日大藤沢高校へ進学すると、198cmの大型ストライカーとしてブレイク。
3年時の高校サッカー選手権で大会得点王に輝くと2023年に清水エスパルスへ加入した。ただ、「社会規範、チーム規律に抵触する事実」があったとして謹慎処分を受け、今年10月2日付で双方合意により清水との契約が解除されていた。
そんな森重をシアノルテは、クラブ所属の韓国人スカウトの分析によって獲得したと発表している。
『Globo』によれば、シアノルテは韓国の投資家グループが実質的に保有・運営しているという。
今年2月、シアノルテはSAFの7割を韓国投資家グループに売却していた。
SAF(Sociedade Anônima do Futebol)は、スポーツクラブの財務管理と透明性を向上させる目的で2021年にブラジルで法整備された会社形態。
シアノルテは来年1月に開幕するパラナ州選手権に向けて、森重ら5人を補強。4年以内にセリエB(ブラジル2部)に昇格することを目標にしているそう。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ