週末に行われた2024シーズンの明治安田J1リーグ第37節。
17位の柏レイソルが首位ヴィッセル神戸戦で勝点1を上積みしたことにより、19位北海道コンサドーレ札幌のJ2降格が決まった。
2017年にJ1へ復帰した札幌は、翌2018年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任。1年目から4位に入ると、2年目の2019シーズンにはYBCルヴァンカップで準優勝し、以降も攻撃的なスタイルで中位の常連となった。
しかし今季は開幕から下位に低迷。夏に補強を行い27節から29節にかけて3連勝を飾ったものの、その後はなかなか勝点を伸ばすことができなかった。
9年ぶりのJ2降格が決まった11月30日、クラブは「北海道コンサドーレ札幌を応援してくださるすべての皆様へ」と題し、代表取締役GMの三上大勝氏名義で以下のようなリリースを行った。
「いつも北海道コンサドーレ札幌へのご支援・ご声援をいただき誠にありがとうございます。
本日の試合結果を以て、来季はJ2リーグでの戦いとなることが決定いたしました。
日頃よりクラブを支えてくださるファン・サポーターの皆さま、パートナー企業の皆さま、道内各自治体や協力企業の皆さま、北海道コンサドーレ札幌にかかわる全ての皆さまのご期待に応えられなかったことを深くお詫び申し上げます。
今年味わった悔しさを糧に、これからの険しい道のりの中で、今まで以上の大きな力をつけて国内最高峰リーグに戻って来ます。
明日の広島戦、そして今季最終戦の柏戦も含めて、ここから再びクラブ一丸となって戦います。常にクラブの今と未来を考え、一体感を持って進んでいきたいと思います。
引き続き、皆様からのご支援・ご声援をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます」
札幌はこのリリースの翌日、2位のサンフレッチェ広島とアウェイで対戦し、無念の1-5完敗。
J1最終節となる今週末は8日(日)、ホーム最終戦で柏レイソルを大和ハウスプレミストドームに迎える。
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