かつてJリーグでも活躍した元韓国代表DFホン・ミョンボ氏。55歳になった同氏は、今年7月に10年ぶりに韓国代表監督に復帰した。
ただ、ユルゲン・クリンスマン前監督解任とホン・ミョンボ新監督の選定過程に不透明な部分があるとして、政府機関が調査に乗り出し、ホン・ミョンボ監督と韓国サッカー協会のチョン・モンギュ会長は、国会での証言を余儀なくされた。
10月には「韓国サッカー協会がクリンスマン、ホン・ミョンボ両監督の任命手続きで内部規定や手続きに違反していた」という中間監査発表が行われている。
『NATE』によれば、韓国の世論調査機関であるリアルメーターに依頼された調査結果によれば、ホン・ミョンボ監督選任過程は、「公正ではなかった」とする意見が78%と非常に高い数値になったという。
また、ホン・ミョンボ監督が韓国代表から退任すべきという意見も59.7%に達し、「指揮官に対する国民の不信感が高いことが分かった」とのこと。国民的スターだったはずのホン・ミョンボ監督は厳しい状況に置かれているようだ。
ホン・ミョンボ監督が復帰してからの韓国代表は6試合で4勝2分。ただ、格下のパレスチナに引き分け、ホームでブーイングを浴びている。