三好康児が所属するボーフムはブンデスリーガ最下位と苦しんでいる。
14日に行われた第14節ウニオン・ベルリン戦では三好が前半13分に一発レッドカードで退場を宣告されてしまった。
三好が相手MFアンドレーアス・シェーファーへのレイトタックルで退場になったシーンについて、『Sport1.de』はこう伝えていた。
「三好はシェーファーに対するナスティなキックで退場処分。主審にレッドカード以外の選択肢はなかった。
このシーンを間近で見たウニオンDFケヴィン・フォークトは、三好に怒りを込めて叫び、信じられないという表情で頭を抱え、退場にするよう激しく要求した。
シェーファーは激しい衝突により長期間の治療を余儀なくされたが、幸運にもプレーを続けることができた(68分までプレー)」
三好が一発退場になるのは、川崎フロンターレに所属していた2016年のサガン鳥栖戦以来2度目。
序盤で数的不利となったボーフムだが、1-1の引き分けで勝点1を手にしたが、依然として最下位のまま。
それでもボーフムFWフィリップ・ホフマンは「今日は、我々がまだ生きているという重要なシグナルだった。レッドカードの後、我々はただただ戦い続け、勇敢に戦い、ゴールで報われた」とコメント。一方、ウニオンのボ・スヴェンソン監督は「早めの退場で違う試合になった」と語っていた。
ボーフムは22日のヘイデンハイム戦で今年の戦いを終える。2021年以降日本代表から遠ざかっている27歳の三好にとっては何ともつらい2024年の終わり方になってしまった。