ツエーゲン金沢は23日、名古屋グランパスよりFWパトリックが完全移籍にて加入することが決定したと発表した。
パトリックは1987年10月26日生まれの37歳。アトレチコ・ゴイアニエンセに在籍していた2013年にJリーグへ初上陸し、期限付き移籍にて川崎フロンターレとヴァンフォーレ甲府でプレー。
一度ブラジルへ戻ったのの、2014年夏に当時所属していたサルゲイロから期限付き移籍したガンバ大阪において、宇佐美貴史との2トップで大ブレイク。恵まれたフィジカルと献身性を武器に活躍し、この年のG大阪「国内3冠」に貢献した。
日本で高い評価を受けたパトリックは、2017年夏にサンフレッチェ広島へ加入すると、G大阪への復帰を経て京都サンガF.C.、そして今年からは名古屋グランパスでプレー。今季J1では32試合に出場、5ゴールを記録していた。
以下は金沢加入が決まったパトリックのコメント。
ツエーゲン金沢公式
「神様には感謝をしています。またプレーする機会を与えてくれて、本当にツエーゲン金沢関係者の皆さんには感謝をしています。ツエーゲン金沢でプレーをできること、新たな挑戦をできることに楽しみと希望でいっぱいです。ツエーゲン金沢サポーターの皆様に少しでも早くお会いできることを楽しみにしております。目標であるJ2昇格をファン、サポーターとクラブ関係者全員で必ず果たしますので、後押し・素晴らしい声援を引き続きよろしくお願いします!」
名古屋グランパス公式(※11月27日に契約満了リリース)
「年始一番初めのインタビューで今年の目標はタイトルを獲得することだと言い、その目標を達成することができたので顔を上げてこのクラブを離れます。僕の名前を叫び、後押ししてくれたファン、サポーターの皆さまに感謝しています!これからも日本で最善を尽くしていきたいと思います。心の底から感謝しています。今年名古屋グランパスでプレーすることができて本当に良かったです!」
今季J3に降格したツエーゲン金沢は、新スタジアム「金沢ゴーゴーカレースタジアム」で1年でのJ2復帰を目指し戦ったが、無念の12位。
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2年目の伊藤彰監督とともに臨む来季に向けて、J1通算101ゴールのパトリック獲得は大きな補強になりそうだ。