サンフレッチェ広島は25日、ジュビロ磐田FWジャーメイン良が、2025シーズンより完全移籍で加入することが決定したと発表した。
ジャーメインは1995年4月19日生まれの29歳。アメリカ人の父を持ち、流通経済大柏高校から流通経済大学を経て、2018年に当時J1のベガルタ仙台でプロ入り。2021年には横浜FCに移籍するもなかなか結果を残すことができなかった。
しかし2022年にジュビロ磐田へ移籍すると、J2へ降格して迎えた加入2年目、横内昭展監督のもとでFWとして覚醒。J1復帰の原動力となると、今季はJ1得点ランキング3位タイの19ゴールと大ブレイクを果たした。
磐田がJ2へ降格したため去就が注目されていたが、今季J1で2位の広島行きを決断。以下は移籍が決まったジャーメインのコメント。
サンフレッチェ広島公式
「はじめまして、ジュビロ磐田から加入しますジャーメイン良です。素晴らしい歴史があり、さらに今のJリーグを代表するビッグクラブの1つである、このクラブの一員になれることを光栄に思います。心技体、ここから数年が自分の全盛期だと思っています。その全てを広島のリーグ優勝、タイトル獲得のために捧げる気持ちで来ました。皆さんに愛されるような選手になれるよう全力でプレーします。優勝しましょう!よろしくお願いします!」
ジュビロ磐田公式
「この度、サンフレッチェ広島に移籍することになりました。J2から這い上がった今シーズン、ジュビロをもう一度J1で安定して戦えるチームにするために自分の100%の力を振り絞ってプレーしましたが、力及ばす降格してしまったことに大きな責任を感じています。3年前、プロに入ってから大した結果も出せず、正直伸び悩んでいた自分に声をかけていただきました。ジュビロに入ってからは毎年少しずつ成長して、今シーズンはJ1でも得点王争いができるまでに育ててもらいました。本当に感謝しています。自分はホームヤマハでの試合が好きでした。ボールがよく走ってプレーしやすい芝生と、ピッチとの距離が近く皆様の応援で一体感が生まれるサックスブルーのスタンド。今シーズンはヤマハでなかなか勝利することができず、皆様の声援に結果で応えることはできませんでしたが、この環境をホームとしてプレーできるのは幸せだなと毎試合思いながらピッチに入場していました。ずっとジュビロでプレーしたいという気持ちももちろんありましたが、今シーズン結果を出して得た自信をもってJ1優勝やタイトルにチャレンジしたい、もっと成長して高みを目指したいという思いから移籍することを決断しました。応援していただいたジュビロに関わる全ての皆様、3年間ありがとうございました!また2026シーズンにJ1の舞台で会いましょう」
守田英正に続け!流通経済大学サッカー部出身の「最強ベストイレブン」はこれ
広島はミヒャエル・スキッベ体制4年目を迎える来季に向けて精力的な補強を行っている。