イングランド1部イプスウィッチ・タウンは31日にリーグ戦でチェルシーと対戦、2-0で勝利した。プレミアリーグ残留に向け、強豪相手の大きい勝利に沸く同クラブだが、試合前にはあるアクシデントが発生していた。
サフォーク州警察の公式X(旧Twitter)は31日、イプスウィッチのホームスタジアムであるポートマンロードから約3200m離れた地点で、不発弾の可能性がある爆発物を発見したと発表した。警察は安全のため100mの規制線を張っており、この影響で渋滞が発生するかもしれないと呼びかけていた。
イプスウィッチの公式X(旧Twitter)もこれに反応。試合に訪れるサポーターたちに、早めの来場を促していた。
第二次世界大戦中、ナチス・ドイツによる大規模な空襲を受けたイギリス南部では、定期的に不発弾が発見されることがある。警察も手馴れているのか、不発弾は試合開始の3時間前に爆発物処理班によって安全に処理。試合への影響などは確認されなかった。