東南アジア最強国を決めるトーナメント、ASEAN三菱電機カップ。「東南アジアのワールドカップ」と呼ばれる大会は、残り1試合となった。
石井正忠監督のタイ代表とベトナムとの対決になった決勝戦。ホームアンドアウェイで行われる決勝は、2日にベトナムがホームでの1stレグに2-1で勝利。石井監督のタイは、5日の2ndレグで逆転での連覇を目指す。
『Siamsport』によれば、石井監督は、2ndレグに向けた会見でこう話していたそう。
「初戦は1-2で負けた。守れなかったので、ディティールを修正しなければならなかった。ただ、大きなミスは全くなかった。明日のベトナム戦に向けてできるだけ準備を整えるために修正して改善したい」
また、PK戦まで想定しているとも述べていたとのこと。
一方、タイのキャプテンであるピーラドン・チャムラツァミーは「精神的には悲しくもないし、プレッシャーも感じていない。明日もまだチャンスがある。それができるかどうか見てみよう。僕らを信じてくれているタイのファンに感謝する。皆さんの信頼に感謝しつつ、恩返しができるようベストを尽くす。スタジアムを埋め尽くすファン、自宅で見てくれるファンに決意と闘志を伝えるために、明日は気持ちを示さなければいけない。やるしかない」と述べていたそう。
運命の一戦は5日にバンコクで行われる。