X(旧Twitter)上で、とある画像が話題を呼んでいる。
独立プラットフォーム・Anfield Editionは今月26日、Xを更新して一つの画像を投稿した。
pic.twitter.com/JTiEqbpQFu
— Anfield Edition (@AnfieldEdition) March 25, 2025
そこに映っていたものは、プレミアリーグ・リヴァプールの日本代表MF遠藤航の立ち姿が描かれ、英文が添えられた壁だ。
2023年8月にリヴァプールへ移籍した遠藤がいまや壁画として描かれるまでになったと、感慨深い気持ちにもさせられるが、残念ながらこの画像はコラージュされたものである。
元となった画像は、リヴァプールのホーム・アンフィールド付近に存在するリヴァプールDFトレント・A=アーノルドのストリートアートである。このような選手・監督を描いた壁画は近くに複数あり、2019-2020シーズンのプレミアリーグ優勝を記念して前監督のユルゲン・クロップが描かれたストリートアートも残っている。
Trent Alexander-Arnold's new Anfield mural ❤️ pic.twitter.com/TlXdhzi8oU
— ESPN FC (@ESPNFC) August 9, 2019
元画像のアーノルドの壁画には、同選手の後ろ姿と共に「FOR FANS SUPPORTING FOODBANKS」「"I'M JUST A NORMAL LAD FROM LIVERPOOL WHOSE DREAM HAS JUST COME TRUE"」と記されている。
二つ目の文章は「"私は夢を叶えた、ただ普通のリヴァプール出身者です"」と訳せるもので、コラ画像では「LIVERPOOL」が遠藤の出身地である「YOKOHAMA」(横浜)に変えられている。
このコラ画像の投稿意図は、アーノルドのレアル・マドリーへの移籍が決定的となったことへの意趣返しと見られている。リヴァプール生え抜きSBの移籍に対し、アルネ・スロット現体制下で苦しい立場にありながらもチームを支え続ける遠藤の献身性が評価されているのだろう。
X上では、この投稿に対し「本物かと思った」「愛されてる証拠」と言ったコメントが寄せられている。
ただ、その遠藤にも移籍の噂が立っており、また別の選手がコラ画像となる日は近いのかもしれない。