ダヴィド・ルイス「最悪の状態だった」

バイエルンとのチャンピオンズリーグ決勝をPK戦の末に勝利したチェルシー。その試合では、出場停止処分によってファイナルの舞台に立てなかったジョン・テリーに代わり、ダヴィド・ルイスが約1カ月ぶりの出場を果たしたが、彼にとっては万全とは言えない状態の中での戦いだったようだ。

『Daily Mirror』からのインタビューの中でチャンピオンズリーグ決勝を振り返り、「ハムストリングに故障を抱えたままの出場だった」と明らかにした。

「とても不安な状態だったよ。足に怪我を負っていたからね」

「35日ほどチームから離れていて、ようやく練習に復帰したところだったんだ。でも、決勝戦の二日前だったか、ハムストリングにひどい痛みが再発してね・・・。正直言って、試合に出場できる状態ではなかったよ」

「金曜日にフィットネステストを受けた時に『出場は可能』という決断をしたんだけど、いざ試合が始まってみると、20分が過ぎたころからまた痛みが出始めた。本当に最悪だった。なんとか120分間頑張ったけどね」

「試合中には自分に言い聞かせた。『ベンチに下がってたまるか!このために今までやってきたんだ!子供の頃からの夢だろ?この試合に出ることが夢だったんだろ?』って」

「自分の心を奮い立たせる必要があったんだ。あの試合は体がどうとかじゃなかった。心で戦っていた感じだよ」

(筆:Qoly編集部 T)

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