フェイエノールトのホーム、“デ・カイプ”で行われたPSVとのトッパーでこんな一触即発の事態があった。アウェイのPSVが1点をリードして迎えたハーフタイム・・・



フェイエDFヨリス・マタイセンの胸ぐらを掴んだPSVのFWイェレマイン・レンスは前半34分に先制点を決めていたが、試合中に2人はやり合っていたようで、地下通路で待ち伏せしていたという。

この時点では誰にもお咎めなどはなく、マタイセンとレンスもフル出場を果たしている。この事件に奮起したかは定かでないが、後半に2点を奪って逆転したフェイエが勝利を収めた。この結果、PSVの首位は変わらないものの、2位アヤックスとの勝ち点差は2となり、3位フェイエとの差も3となった。

フェイエノールトのクーマン監督は「マタイセンはレンスに喉を掴まれた。ヨリスは避けようとしていた」と話したという。

一方のアドフォカート監督は「ドレッシングルームにいたら、通路から騒がしい音が聞こえた。レンスとマタイセンが口論していた。実際に戦っていたかは分からない」 、「ピッチ上でレンスはマタイセンから何か言われたんだと思う。代表でもよく知るマタイセンにまさかの嫌なことを言われて、カーっとなったのは理解できる。そうでもなければ、待ち伏せなどしないだろう」としたものの、「レンスと(乱闘に加わりかけたDF)マルセロはあの熱さをピッチ上で見せるべき」ともコメントしたとのこと。

なお、騒動の発端をつくったレンスは「何て言われたかは言いたくない」と話しているようだ。そのレンスは前半20分すぎにイエローカードを受けており、次節VVV戦は出場停止となるが、PSVは今回の騒動に対して詳細を調査後自主的に処分を科すことも示唆している。

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