ニュージーランド、ニューカレドニア、タヒチ、ソロモン諸島の4か国で争われた2014年W杯オセアニア3次予選。22日、ニュージーランドはニューカレドニアを2-1で下し、1試合を残して予選突破を決めた。この結果、ニュージーランドは今年11月に北中米カリブ海予選4位との大陸間プレーオフを戦うことになった。

そんななか、22日の試合ではニュージーランド代表FWシェイン・スメルツに痛ましいアクシデントが起きていた。1-1で迎えた試合終盤、ニュージーランドが自陣からのフリーキックを放り込むと・・・

Smeltz

相手のスパイクをもろに顔面に受けたスメルツは流血し倒れ込んだが、オーストラリア人のデロフスキ主審はカードを提示することはなかった。 このアクシデントでスメルツは途中交代となったが、この後のセットプレーからDFトミー・スミスの決勝ゴールが生まれ、ニュージーランドが勝利している。

その後、スメルツは自身のTwitterで額を縫合した写真をアップ。スメルツは昨シーズンにもリーグ戦で同じような怪我をしていたそうで、『dailytelegraph』に以下のように答えたという。

「血迷った(?)DFのスパイクが僕の額を切り裂き、15針も縫うことになって、また消えない傷ができた。前の時よりも血が出たし、おそらく痛みも強かった」、 「(試合があった)金曜の夜はベッドで頭がずきずきしたし、額は腫れ上がった」

スメルツは現在Aリーグのパース・グローリーでプレーしているが、先週行われたレフェリーオブザイヤーの投票でデロフスキ主審に1票を投じていたそうで、それについて皮肉だともコメントしている。

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