偉大な10番として、その選手生活の最後も含めサッカー史に燦然と輝くフランスの英雄、ジネディーヌ・ジダン。

彼の選手としての魅力と言えば、恵まれた体格や繊細なボールタッチに絶妙のパス、そして見事な決定力と枚挙にいとまがないが、現役時代の彼を見た多くの人がそのプレーを「優雅」だと表現したことも外せない。

大きな体でボールを操りながら相手を翻弄する様はまるでダンスのようで、華やかなフットボールを愛するブラジル人ですら当時彼には一目を置いていた。そんなジダンのドリブルを今一度振り返ってみたい。

ジダンのドリブルの特徴は相手が届かない場所にボールを置きながらタッチを繋げていく感覚で、その身のこなしとリーチの長さ、そして変化の多彩さから、裏をとられた相手選手が尻餅をつくような場面もたびたび見られた。

ジダンと言えば「ルーレット」が有名だが、それも彼のドリブルスキルのほんの一部分でしかないことがわかる。


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