6月3日、『Sport24』は「今夏モナコを退任したクラウディオ・ラニエリ氏は、ワールドカップ終了後にギリシャ代表監督に就任する」と報じた。

記事によれば、既にラニエリ氏とギリシャサッカー連盟の間での契約交渉は原則的合意に達しており、もう就任については決定的な段階にあるとのこと。

契約期間は2年、年俸は80万ユーロ(およそ1億2000万円)という条件で両者は合意しているものと考えられている。ただし、最終的な判断については金曜日以降に行われる交渉で確かめられることとなるという。

現在ギリシャ代表監督を務めているのはポルトガル人指導者のフェルナンド・サントス氏。名将オットー・レーハーゲルの後を継ぐ形で2010年に就任。経済的な問題を抱える中で、EURO2012本大会出場を成し遂げ、今回のワールドカップでも予選を突破する結果を残した。

しかし、以前からギリシャ代表はサントス監督との契約満了を迎える今夏、指揮官を交代すると報じられており、後任に前ACミラン監督のマッシミリアーノ・アッレグリの名前があがったこともある。

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