8月19日、リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、マンチェスター・シティから借り受けることが決定したアルゼンチンU-20代表MFブルーノ・スクリーニの入団記者会見を行った。

そして同時にその場でベンフィカからポルトガルU-20代表DFジョアン・カンセロを獲得することが内定したと報告し、2名の若手をチームに引き入れることを発表した。

ブルーノ・スクリーニは1993年生まれの21歳。ラシン・クラブの下部組織出身で、若くしてプロの舞台で存在感を発揮し、2011年のU-20南米選手権にも参加した経験を持っている。今夏マンチェスター・シティに買い取られ、プレシーズンでは何度か出場機会を得ている。

なお、兄のフランコ・スクリーニもアルゼンチン代表選手であり、ジェノアやサラゴサ、ホッフェンハイムなどでプレーし、現在はボローニャに所属している。

また、ジョアン・ペドロ・カヴァコ・カンセロ、通称”ジョアン・カンセロ”は1994年生まれの20歳。ベンフィカの下部組織出身で、2012年の欧州U-19選手権、2013年のU-20ワールドカップ、2014年のトゥーロン国際大会でポルトガル代表のユニフォームを着た経験を持つ右サイドバック。

攻撃的なタイプが多いポルトガルのサイドバックの中でも最高クラスにアグレッシブな選手であり、常に前線に出ようとする強い意欲と切れ味鋭いドリブル突破、キックの精度を併せ持っている。トップチームではマキシ・ペレイラという大きな壁があるためにまだ出番はないものの、Bチームでは主力の一人として大きな活躍を見せてきた選手である。

『Jornal Record』によれば、彼についてはルフェテGD(ジェネラルディレクター)が「契約は全てが合意に至ったわけではないが、既にメディカルチェックに合格しており、すぐにチームの一員となる」と発言しており、今後さらなる発表が行われる予定となっている。


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