『Skysports Italia』は「今夏バイエルン・ミュンヘンに移籍したメフディ・ベナティアは、ローマのファンからは多くの侮辱を受けていたと話した」と報じた。

昨季ローマの最終ラインの要として大きな活躍を見せ、チームの躍進に大きな役割を果たしてきたメフディ・ベナティア。しかし今夏のマーケットでは当初から移籍の噂が流れており、最終的にはバイエルン・ミュンヘンへと去ることを決断した。

これらについてはベナティア側が「クラブが僕を売りたがっていた」と話す一方、ローマの会長を務めているジェームズ・パロッタ氏は「ベナティアは嘘吐きだ」と公式サイトで公に反論の声明を発表するなど、泥沼の非難合戦となっている。

騒動の渦中にあるベナティアは、ローマのファンからは多くの侮辱を受けていたと訴えるとともに、今はバイエルンでのプレーに集中していると話した。

なお、バイエルン・ミュンヘンは9月30日にローマとの対戦が予定されており、ベナティアは早くも古巣と相見えることになる。


メフディ・ベナティア

「ローマで何が起こると予期するか? 不快なことが起こるだろう。しかし、僕は頭を高くしてそこに行く。ローマにはまだ多くの友人がいる。

しかし、僕はそのことについては話したくない。バイエルンもそれをしてほしくないだろう。僕はひとりのファンとしてローマを見て、ここで仕事をすることだけ考えている。

ローマがいいスタートを切ったことは嬉しいよ。互いに決勝トーナメントに進めることを望んでいる。

ローマを去ってからというもの、非常に多くの侮辱を受け取ってきた。しかし、僕はあのジャージを着ていたとき、クラブに全てを捧げてきた。彼らが言うほど悪い人間ではないよ。

僕はよく眠れているし、幸せだ。ビッグチームにいるしね」


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