現地時間9日、欧州各地でUEFAチャンピオンズリーグのグループステージ第6節が行われた。

この日最大の注目カードとなったのは、グループBのリヴァプール対バーゼルである。ともに勝ち抜けの可能性を残したチーム同士の直接対決であった。

すでに勝ち点2差の状態で行われたこの試合。リヴァプールが決勝トーナメントに進出するにはこの試合で勝利する他なかった。しかし、25分にファビアン・フライが先制に成功すると60分にはリヴァプールMFラザル・マルコヴィッチが一発退場に。80分にスティーヴン・ジェラードが直接フリーキックを沈め、2004年のオリンピアコス戦の再現を予感させたが、試合はそのまま終了。1-1のままタイムアップとなり、バーゼルが決勝ラウンドに進出した。

大会の名称がUCLとなってから、2011-12シーズン以来2度目の勝ち抜けとなったバーゼル。レアル・マドリーが6連勝で突破を決めたことからリヴァプールとの一騎打ちの様相を呈したが、直接対決の結果は1勝1分であった。世界的名門に競り勝ちさぞ嬉しかったのだろう。試合後、こんな微笑ましい写真をバーゼル公式が投稿している。

What a team!

Фото опубликовано FC Basel 1893 (@fcbasel1893_offiziell)

チームメイトが集結して、「ハイ、チーズ!」。

よく見ると中央の後方に柿谷の姿もあり、満面の笑みでピースをしている。この日ベンチ入りすることなかった柿谷だったが、しっかりリヴァプールまで帯同していた模様。今度は是非、ユニフォーム姿でその弾ける笑顔を見せてほしいところだ。

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