12月12日、『L'Equipe』は「フランス・リーグアンのRCランスは、アゼルバイジャン人オーナーから250万ユーロの資金を受け取った」と報じた。

継続的な財政難に悩まされていることで知られるRCランス。今夏はリーグアンへの昇格が一時保留されており、予算の削減を余儀なくされた。

10月にはオーナーから振り込まれるはずの資金が届かず、予算はさらに厳しい状況に。先月にはアゼルバイジャン人オーナーのハフィズ・マーマドフ氏が母国で破産状態にあるとして資産を凍結された。

それにより、クラブは来週半ばまでに250万ユーロ(およそ3億7500万円)が振り込まれない限り、DNCG(フランスリーグに所属するクラブの経営を監視する組織)から冬での選手獲得を禁止するという処分が科せられる可能性が高いと言われていた。

しかし今回、どのような形でねん出されたものなのかは不明であるものの、アゼルバイジャンから250万ユーロの資金がRCランスの口座に振り込まれ、処分を避けることは可能になったとのことだ。

とはいえ、まだRCランスの経済難が終わったわけではなく、ハフィズ・マーマドフ氏の巨額の負債が消えたわけでもないため、今後もクラブの経営は苦しいものになることが予想されている。

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