この冬、レッドブル・ザルツブルクに移籍した南野拓実が公式HP上で長文インタビューに答えている。

先週行われたアドミラ戦では、移籍後公式戦初ゴールを記録した南野。自身初となる海外でのプレーということもあり、生活の方は慣れてきたのであろうか?

今回は、ザルツブルクの公式HP英語版に掲載されたそのインタビュー内容の全文をご紹介する。

※なお、南野はこのインタビューに日本語で答えたことが想定され、その言葉を英語に訳したものを今回再び日本語訳したため、語尾やニュアンスが若干違っている可能性がある。


―アドミラ戦での初めての2ゴール、おめでとう。本当についさっきザルツブルクに到着したように思うんだけど・・・

南野「ありがとう!

やっとチームやコーチングスタッフに貢献することができ、初めての2ゴールにただただ信じられないくらい喜んでいるよ。

ザルツブルクではそてもフレンドリーな歓迎を受けてきたし、このゴールはそれに対する僕からのありがとうの気持ちだね」


―ザルツブルクでの生活はどうだい?

南野「ベリーグッド。

最初はカタールでのトレーニングキャンプに直行していたから疲れを感じていたけれど、アパートを探す時間が全くなかったんだ。

全ての時間をホテルで過ごしていた。今は本当に良いアパートを見つけることができて、もうザルツブルクがお気に入りさ」


―そもそも、どうしてサッカーに打ち込むようになったんだい?

南野「実は兄の影響なんだ。

僕より3歳年上で、よくサッカーをするために連れていかれたよ。

兄はクラブチームでプレーしていて、僕も負けないように熱心にやっていたよ」


―レッドブル・ザルツブルクへの移籍を決めたものは?

南野「昨シーズンのUEFAヨーロッパリーグでのザルツブルクのゲームを数試合見た。そして、そのプレースタイルに興奮したんだ。

このタイプのサッカーは僕にとって完璧だし、僕の能力にこれ以上ないほど適している。

僕たちは非常に速いテンポでプレーしている。激しいプレッシングを用いた、きわめて戦術的なタイプのサッカーだ。

オファーが届いた時、正直に言うと長く考える必要はなかった。僕はとても喜んでいたし、ここでプレーできることに感謝したい」

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