3月22日、『IRNA』は「イラン代表監督を辞任したカルロス・ケイロス氏は、税金の未払いにより国外への渡航が拒否された」と報じた。

先日突然イラン代表監督からの退任が発表されたケイロス氏。時期の問題で今月末に行われるチリ戦、スウェーデン戦の2試合を率いてからチームを離れることになっていた。

イラン代表は長くチームを率いてきた指揮官の最後の戦いに向け、土曜日にイマーム・ホメイニ空港から旅立つこととなった。

ところが、この際にケイロス氏だけが飛行機に搭乗することを拒否されたとのことで、選手団は監督抜きで試合会場へ向かうことになったという。

記事によれば、ケイロス氏が国外渡航禁止となったのは税金の未払いがあったためであるとのことである。

しかし、イランはこれまでもいくつか海外でキャンプを行っており、1月にはオーストラリアでアジアカップを戦ったばかり。また、ケイロス氏の税金は契約上イランサッカー連盟が支払うことになっていることから、何らかの意向が働いた可能性も指摘されている。

なお、ケイロス監督はこの仕打ちに対して「非常に怒っている」と報告されているが、後にこれらの問題は解決されたとも伝えられている。


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