リオデジャネイロ1次予選に伴い中断していた、Vリーグが4月12日に再開する。第9節の注目カードは何と言っても、6位ソンラム・ゲアン(SLNA)と10位ホアン・アイン・ザライ(HAGL)の一戦だ。

両チームには才能ある若手が多く在籍しており、U-23代表候補も多い。特に「ベトナムのクリスティアーノ・ロナウド」と「ベトナムのメッシ」のVリーグ初対決に注目が集まっている。

「ベトナムのクリスティアーノ・ロナウド」の異名をとるSLNAのMFチャン・フィー・ソン(23歳)は、サイドからの切れ味鋭いドリブルが武器。独特のフェイントで相手守備を苦しめる国内屈指のドリブラーだが、調子の波が激しいのがたまにキズ。

一方、「ベトナムのメッシ」ことHAGLのFWグエン・コン・フオン(20歳)は昨年、高速ドリブルと抜群の得点力で、黄金世代U-19ベトナム代表のエースとして君臨。今季は満を持してトップチームに昇格し、早くもチームの顔となっている。

(C) bongda+, チャン・フィー・ソン(手前)