この夏、アメリカでプレシーズンツアーを行っているマンチェスター・ユナイテッド。

ユナイテッドがアメリカでツアーを行うのは2年連続のこと。過去6年間のプレシーズンで4度アメリカを訪れており、アメリカでユナイテッドの試合が行われることは近年恒例となっている。

しかし、そんなユナイテッドのサマーツアーが来年はアジアで行われることになるかもしれないようで、英国『Telegraph』によれば、そこにはやはりスポンサーが大きく関係しているのだという。

ユナイテッドのメインスポンサーは、自動車メーカー『GM』が展開するブランド『Chevrolet』 と保険会社の『Aon』だ。両社は合計して年間7500万ポンド(およそ145億円)を広告費としてクラブに支払っておりユナイテッドの収入を支える二大企業である。

そんな二社はアメリカ系の企業だ。なかでも『Chevrolet』は中国という市場をビジネス計画の中心に据えており、両社はともにアジア地域でのユナイテッドの知名度を商業的に利用したい考えであるよう。そこで、2016年夏には中国でプレシーズンツアーを行う構えであるという。

アジア地域でツアーを行う場合、近年では数ヵ国を回ることが一般的となっている。記事の中でも中国がそのメインのツアー先になるだろうと記されているのだが、「中国とその周辺地域」という記載もあり、当然日本もその候補だと言えるだろう(アトレティコ・マドリーはこの夏日本と中国でツアーを行う)。

2016年の6月から7月にかけては、フランスでEUROが開催される。そのため、アジア方面への移動は選手にとって負担となり、ファン・ハール監督の頭を悩ませる材料となりそうだ。

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