17日、『NDTV』は『AFP』の報道を引用し「トーゴの選手たちは、国内リーグがどっちつかずの状況になっていることにイライラしている」と報じた。

若きエマニュエル・アデバヨールなどを擁し、ドイツで行われた2006年ワールドカップに出場していたことで知られるトーゴ代表。

しかし昨年の夏に開幕予定であった2014-15シーズンの国内リーグが中止されてから、トップ2のディヴィジョンは1年以上に渡って中断されたままである。

3月、そして9月にも再開の予定が立てられていたものの、それは何も進展がないまま延期されている。

サッカー連盟の混乱を解消するための正常化委員会が動いているものの、それに対して各クラブは反発し、抗議のためのボイコットを行っている。

現在正常化委員のプランでは、各クラブには毎年6000万CFAフラン(およそ1200万円)の予算が必要となるが、助成については1000万CFAフラン(およそ200万円)のみであり、そのギャップは大きい。

先月テレビ局の『TLS』が主催して行った4チーム招待でのトーナメントは数千人の観客を集めることに成功。しかし正式なリーグはまだ動く気配がない。

元トーゴ代表選手のアデカンミ・オルファデ氏は取材に対して以下のように話しているという。

アデカンミ・オルファデ
(元トーゴ代表選手)

「彼らは競争を欠いている。小さなスタジアムで彼らを見るのは悲しい。連盟、そしてクラブの関係者は、これほどまでに長く続いた危機に終止符を打つため、引き下がるべきだ」

また、代表監督を務めているトム・サンフィー氏もこの状況は完全な恥であると話し、代表チームの運営にも大きな影響があると答えている。

トム・サンフィー
(トーゴ代表監督)

「これは本当の恥だよ。何か月もサッカーの競争がない。この国でタレントを探そうとすれば、ロメの小さなグランドに行かなければいけない。

新しい選手を見つけなければならない時に、このような状況は簡単ではない」

高い身体能力を備えた選手の宝庫であるトーゴ。しかしこのところはなかなか継続的に結果を残せておらず、アデバヨール以降世界的なタレントも出てきていない。

栄光の日からそろそろ10年。彼らの復活が見られる日は来るのであろうか?