『The Columbus Dispatch』は、コロンバス・クルーのイラク代表FWジャスティン・ミーラムについての特集記事を掲載した。


彼の両親はイラク生まれであるがキリスト教徒であり、かつてアメリカに移住してきた人物。ジャスティンは父や母の故郷を訪れたことはない。

国籍の問題だけではなく、現在そこはISISの支配地域となってしまっているためだ。

アメリカ生まれのアメリカ育ちで、キリスト教徒。しかし彼はルーツを持つイラクに強いシンパシーを持ち、アラビア語も話し、中東風の食事を週に5回は行うという。

そして、彼が発見されたのは、なんとイラクの資格を持っている選手を発見するために開設されたウェブサイトであるとのこと。

ドバイやロンドンで生活し、当該のサイトを立ち上げたユースフ・アル・ハファジー氏は、電子メールでのインタビューにこう答えているという。

「プロセスは非常に長かった。彼の事務処理、イラクでプレーするための手続きは難しかった。なにせ、イラクでは常に物事がプロフェッショナルに進むわけではない。不規則なものが多い。それも困難だった」

昨年夏、発見から2年を経てイラク代表でのデビューを飾ったミーラムは、これまで17試合に出場し、チームの中心選手となっている。

Facebookでも多くのフォロワーを集め、イラクではコロンバス・クルーが人気に。ミーラムはシャツを現地に送る活動も継続的に続けているそうだ。

ジャスティン・ミーラム

「どちらがいいのだろうかと考えた――自分が育ったアメリカでプレーするのか、両親が文化を受け継いだイラクでプレーするのか。

これは、僕の人生で最も大きな決断だったと思う」

彼の手首に巻かれた白いリストバンドにはこう書かれているそうだ。「イラクのために」