『Independent』は「ウクライナ1部リーグのディナモ・キエフは、相次ぐ人種差別問題に対処するため、スタンドで黒人の観客を隔離するという案を示した」と報じた。

欧州全土で近年大きな問題になっている人種差別。特に東欧諸国ではこの問題が頻発しており、ロシア、ウクライナでは日常茶飯事になってしまっている。

ディナモ・キエフもエヴァートン戦で選手に対する人種差別的応援が行われたことで処罰を受けており、1万5000ユーロ(およそ205万円)の罰金とスタンド1部閉鎖を命じられていた。

しかし、先週行われたチェルシー戦ではさらに黒人の観客が暴行されるという事件も発生。スタジアムを訪れていた4名の黒人がディナモ・キエフのサポーターグループに襲撃され、UEFAが更なる処分を検討している。

一向に減少しない人種差別問題に対し、ディナモ・キエフのディレクターを務めているウラジーミル・スピルチェンコ氏は以下のように話し、黒人の観客専用の席を作るという案を検討していることを明かした。

ウラジーミル・スピルチェンコ
(ディナモ・キエフ ディレクター)

「我々はトライしようとしている。おそらく黒人のファンを隔離する。人種差別行為に対抗するために」

当然ながら、この話については各所から批判が相次いでおり、「1960年代か」「UEFAがディナモ・キエフを分離すれば人種差別を避けられるのでは?」という意見が寄せられているようだ。