3.ゴールデンゴール方式

かつて国際大会で取り入れられていたゴールデンゴール方式。EURO96、EURO2000、1998年ワールドカップ、2002年ワールドカップで採用されていたので覚えている方も多いだろう。

延長戦として15分づつは時間が用意されているが、ゴールが決まった瞬間に試合が終了するというルールである。最も有名な例としてはEURO2000の決勝戦だろう。フランスはEURO2000のファイナルにおいてダヴィド・トレゼゲのゴールデンゴールで優勝を決めている。

また、シルバーゴール方式はゴールデンゴール方式の変形ルールだ。延長前半でいずれかのチームがリードすれば試合が終了するというものである。この例としてはEURO2004年にギリシャがチェコをセミファイナルで倒した試合が有名である。

これらのシステムのネガティブな面としては、点を奪われると負けが近づく為守備的になりPK戦を待つ傾向にある、という事である。

4.選手の数を減らしましょう

これは 『bleacher report』による革新的なアイディアである。延長にはいると5分毎に両チームが選手を一人づつ減らしていくというルールだ。

つまり6人減ってしまうため、最後には5人で試合をすることになる。このルールが適用された場合、少ない人数で広いピッチを使う事となり、チャンスも広がり、簡単なミスで試合が決まってしまう事が予想される。