GFCアジャクシオ

ムハンマド・ラルビ

1987年2月9日生まれ(28歳)

チュニジアの名門エトワール・サヘルで育ちながら、フランスのアマチュアリーグでプレーすることを選んだ異色のテクニシャンは、ついに28歳でブレイクを果たした。

これまでずっと3部以下でのプレーに留まっていたものの、ヴァンデー・リュソンでのプレーが認められ、2013年からCFCアジャクシオに所属。

そこでリーグ・ドゥ(2部)への昇格、さらにリーグ・アンへの挑戦にも成功。どのカテゴリでも高いスキルと得点力を見せつけてきた。

今年は日本代表、そして中国代表との親善試合でチュニジア代表に初選出され、さらに飛躍を遂げている。今季は、彼にしてもシェイク・エンドイにしても、遅咲きのアフリカ人の飛躍が多く見られる年だ。

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