ユルゲン・クロップ
「我々は、このクラブの歴史や、監督の名前、そして選手の名前だけで成功を収めることは出来ない。
そこには問題がある。しかし、我々はそれらを解決するためのいいポジションにある。
どれだけかかるのか? 時間は重要だね。
しかし、イングランド・プレミアリーグでは誰も5年、6年連続で優勝することは出来ない。なぜなら、全てのチームで経済面のポテンシャルが大きくなっているからだ。
その挑戦者になる事は可能だ。その一部になる事が出来る。それこそが、我々が将来やらなければならないものだ。そして、そのために決断を下していかなければならない。
私は、ここでパーフェクトな感覚を抱いているのだよ。ここにいる誰もが本当に努力していることを知っている。
彼らは少しだけ助けを必要としているのだ。そして、彼らは外部からの圧力を対処する必要があるんだ。
しかし、私はそれを対処することが出来る。
もし、私が他のクラブに行っていたら簡単だっただろうか? いやいや、結局そちらでも何らかの問題を抱えていただろうさ。
次のシーズンには、ペップ・グアルディオラはマンチェスター・シティで多くの雨の日を経験することになるだろう。ミュンヘンよりも多くのね。
毎日が簡単じゃない。そして、そして、もし優勝候補になれば――さらに他の問題を抱えることになるものさ」
クロップ監督が語るプレミアでの挑戦、そして「他に行っていたら・・・」
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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