イングランド・プレミアリーグから降格することが決まったアストン・ヴィラは、「中国人実業家にクラブを売却するための交渉が合意に達した」と公式発表した。

現オーナーのランディ・ラーナー氏が手放す株式は100%。それを6000万ポンド(およそ93.4億円)で購入するのが、中国人実業家のトニー・シャー氏である。

トニー・シャーとは何者か?

彼の本名はシャー・チャントン。中国と香港の証券取引所5箇所に上場しているRecon Groupの会長兼CEOである。

オックスフォード大学、ハーバード大学、マサチューセッツ工科大学での留学を経験しており、英国やアメリカにも居住してきた人物だ。

彼は大学でストライカーとして活躍したというサッカーファンであり、何年も前からアストン・ヴィラのファンであったという。

彼の目標は大きな投資を行い、一年でプレミアリーグに復帰すること。そして2年後にはプレミアリーグで6位以内に入り、欧州のコンペティションに出場することであると発表されている。

なお、現在アストン・ヴィラは監督が不在となっており、次の指揮官候補としてはナイジェル・ピアソン、スティーヴ・ブルース、デイヴィッド・モイーズ、そしてロベルト・ディ・マッテオなどがリストアップされているという。

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