『Reuters』は31日、「ミランは2017年度上半期の損失が3260万ユーロ(およそ42.8億円)になったことを報告した」と報じた。

今年4月に中国人実業家のリー・ヨンホン氏が会長に就任したミラン。ベルルスコーニ氏からのオーナー変更が行われた上半期は、3260万ユーロのマイナスとなった。

11月13日に行われる株主総会では、今年1月1日から6月30日までの口座の結果として、これが承認される予定だ。

2016年度のミランの損失は7500万ユーロ(およそ98.4億円)であったため、3260万ユーロ(およそ42.8億円)はそれを下回る数字である。

ただ、これは夏のマーケットで行われた2億ユーロ(およそ262.4億円)以上の投資が入っていない。

報告書によれば、2017年度全体では現在の予測で1億2600万ユーロ(およそ165.3億円)の損失が見込まれているという。

記事によれば、現在のオーナーグループであるロッソネーリ・スポート・ルクセンブルクは、アメリカの投資ファンドであるエリオット・マネージメントから年利子11.5%で1億8000万ユーロ(およそ236.2億円)を借りているという。

その返済が滞った場合は、クラブの支配権がエリオット・マネージメントに移るという契約が存在するとのことだ。

なお、ミランは今季チャンピオンズリーグ出場権を獲得できなければ1億ユーロ(およそ131.2億円)以上の損失を計上すると言われている。

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