──新潟でプレーした後、ドイツでのキャリアを選択されました。その理由について教えていただけますか。

うちの兄ちゃん(高徳)がいて、ドイツに(プレーの)機会があるとなった瞬間に、いま行かないといけないという感覚に駆られました。1回試しにドイツに行ってみて、サッカーをさせてもらったときに、この(国の)サッカーはすごく面白いなと思って。そこからは日本でやることよりも海外でやる方にシフトチェンジして、マインドが変わったような感じでした。

──具体的にドイツサッカーのどのような点が面白かったのですか。

縦に早いサッカーや、ボディコンタクトが多いプレースタイルがすごく自分に合うと思った。早いサッカーの中でもすごく考えられたし、密なサッカーだなと。あとは自分が今まで習ってきたサッカーとは違う戦術、考え方から違う技術をすごく楽しめたので。新しい世界に飛び込むのはいいなと思って、新潟をやめてドイツに行きました。

──酒井さんは現役時代、センターバックで主にプレーされていました。ドイツでプレーしてみて、ここが違うな、ここが上手いなと思うことはありましたか。

寄せるところとか。ディフェンスはチーム全体で寄せてくるので、日本でやっていたような感覚でやったらすぐ囲まれて取られてしまう。逆にこっちがディフェンスの際には(相手が)すごく体の使い方がうまいので、ボールが触れなかったり。そういうところは(ドイツでプレーしている選手が)すごくボディコンタクトした中でのボールタッチに慣れているかなって感じでしたね。