欧州サッカーのユニフォームで目にすることの多い、漢字入りのスポンサーロゴマーク。

最近はギャンブル系を中心に珍しくない漢字ロゴだが、20年ほど前までは圧倒的に少数派。違和感も大きく、見る者に衝撃を与える存在でもあった。

ここでは、その存在が驚きを与えた欧州チームの漢字胸ロゴをご紹介しよう。

インテル

インテル 2005-06 Nike ホーム ユニフォーム

選手:ルイス・フィーゴ

胸スポンサー:倍耐力 轮胎

海外での受け止め方や反応はさて置き、日本のインテリスタやユニフォームファンにとっては超衝撃的だった胸ロゴだ。

誰もがバイタイリキ?と自信なさげに読んだこのロゴの正体は、もちろん当時の胸スポンサー企業「PIRELLI(ピレリ)」。この漢字5文字で「ピレリ タイヤ」と読む。

ピレリ社は2005年に初めて中国に工場を開設。この漢字スポンサーは工場開設記念であり、同時に中国市場を意識したものだった。チームは2005年10月のリヴォルノ戦で倍耐力ユニフォームを初めて着用。その後のシーズンでも登場している。