2010FIFAW杯グループF第2節のチリ対スイスは、それぞれ攻守に秀でたチーム同士のハイレベルな戦いとなった。以下は、スイス代表のスターティングメンバーを出場選手を個別に評価したものである。

■No.1 ディエゴ・ベナーリオ 【GK】 6.5

次々と襲いかかるチリの攻撃に対し抜群のパフォーマンスを見せる。失点シーンはもう少し早くゴールマウスへ戻りたかったか。

■No.2 ステファン・リヒトシュタイナー 【RB】 5.0

気持ちが入り過ぎてか、前のめりなプレーが多く守備面で軽率なプレーが目立った。

■No.5 スティヴ・フォン・ベルゲン 【CB】 6.0

センデロスに代わりスタメン出場となったが、苦しい展開のなか集中した守りを見せた。

■No.6 ベンヤミン・フッゲル 【CH】 5.5

集中力を欠き、相手の攻撃を前に後手に回るシーンが多かった。

■No.7 ヴァロン・ベーラミ 【RH】 4.0

ようやくコンディションが整いスタメン出場を果たすも前半32分にまさかの退場。チームメイトに多大なる迷惑をかけた。

■No.8 ギョクハン・インレル 【CH】 6.0

守備から攻撃に転じる際の基点としてプレー。苦しい状況でも攻守に持ち味を見せた。

■No.9 アレクサンダー・フライ 【ST】 5.0

怪我からの復帰で今大会初登場もベーラミの退場によって戦術的犠牲となり前半42分で交代。

■No.10 ブライス・エンクフォ 【FT】 5.0

前節に比べ前線でタメを作れる回数も少なく守備で貢献できない分、消えている時間が多かった。

■No.13 ステファヌ・グリシュタン 【CB】 6.5

中盤のフィルターの部分で攻撃がそれ程弱まらないなか、懸命なディフェンスで1失点に抑えた。

■No.16 ジェルソン・フェルナンデス 【LH】 5.0

スペイン戦勝利の立役者も守備に走り回るだけ。失点シーンに絡んでしまったのはマイナス。

■No.17 レト・ツィーグラー 【LB】 6.0

サンチェスのドリブルの仕掛けに対応しつつ攻撃面でも貢献した。