古今東西、自然災害というものは後を経たないが、2月末日にブラジルのサンパウロで起こった豪雨は「プール付きのスタジアム」の誕生という恩恵(?)をもたらしたようだ。
2月28日に開催される予定であった、サンパウロとパウメイラスの試合は水害のために延期となったが、スタジアム内には雨水が溢れ、スタンドは完全に浸水。膝下まで水位が上がった箇所もあった。だが、延期が発表される前からサポータ席に陣取っていたサポーター達は予期せぬアクシデントを思う存分に活かし、大盛り上がり。最初は二人がふざけ合っていただけだったが、徐々にその数は増えて行き、スタジアムではちょっとした水泳大会が開催されたとか・・・。
いかなるアクシデントが起ころうとも陽気さを忘れないのがブラジル人らしいといえば微笑ましいエピソードであるが、まずはこの水はけの悪さにツッコミを入れたいところだ。
(筆:Qoly編集部 T)