9日、オランダのエールディヴィジで首位を走るPSVは、メインスポンサーであるフィリップスとの契約を7月1日からさらに5年間延長すると発表した。
このニュースを聞いて驚く人はおそらく皆無だろう。なぜなら、「Philips Sport Vereniging(フィリップス・スポーツ協会)」という正式名称からも分かる通り、PSVはアイントホーフェンに本拠を置く欧州家電大手、フィリップス社が母体となったクラブだからである。胸の「PHILIPS」はエールディヴィジに胸スポンサーが解禁された82年から現在まで続いており、同一スポンサーとしては世界一。フィリップスは88年にチャンピオンズカップを制したPSVの躍進と共にブランドイメージを高めたことでも知られている。
2013年にクラブ創設100周年を迎えるPSV。彼らとフィリップスの関係は、クラブが存続する限り続いていくに違いない。
初めて「PHILIPS」が入った81-82モデル。一目で分かるお手製感。
欧州を制した1987-88シーズンのチーム。
前列左から3番目にヒディンク監督、中列右から2番目にR・クーマン、前列左端にファネンブルク等など。
なお、PSVの11-13アウェイモデルは既にリークされており(※PSVのユニフォームはホームとアウェイが毎年交互に更新される)、どうやら黒と水色のチェック模様となるようだ。
(筆:Qoly編集部 O)