現在AFCの会長を務めるモハメド・ビン・ハマムが、6月1日に予定されているFIFA会長選挙に立候補を表明してから1ヶ月。4月19日にEAFF(東アジアサッカー連盟)を訪れ、支援を呼びかけた。
EAFF執行委員会の10名は満場一致でビン・ハマムのサポートを約束し、ゼップ・ブラッター現会長に勝利しアジアからFIFA会長が生まれることを期待した。またSAFF(南アジアサッカー連盟)も先週末ビン・ハマムを全面的に支援することを約束している。
KFA(韓国サッカー協会)の名誉会長、チョン・モンジュンからの後押しを受けて、現在モハメド・ビン・ハマムは世界各地を訪れ遊説を続けている。
一方、現会長ゼップ・ブラッターも再選に向けて動き出している。FIFAに加盟している208の協会に対してレターでマニフェストを送付し、「開発資金」として10億ドルを配ることを表明するとともに、就任した1998年から現在までの売り上げ増加をアピールした。
先に行われたワールドカップ開催地選定作業、および選挙に当たっては汚職が話題となり、実際に理事が逮捕され、批判を集めている。しかしブラッターは「FIFAの改革は必要ない。試合や組織は進化させていく」と強調した。
(筆:Qoly編集部 K)
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