2月22日、オマーンに3-0と大勝しロンドンオリンピック出場を決めた韓国代表。話題は本大会でのオーバーエイジ枠の選考に移っているようだ。
スポーツ朝鮮紙のキム・サンギョン記者は早くも「オーバーエイジ枠はパク・チュヨンが有力だろう」と予測したコラムを掲載した。
「オマーンを破って苦しみの末に五輪出場を決めたホン・ミョンボ監督は、オーバーエイジ枠を積極的に使用するだろう。広州アジア大会ではパク・チュヨン(アーセナル/イングランド)、キム・ジョンウ(当時光州公武、現全北現代)、キム・チュヨン(FCソウル)の3名をチームに加えていた。
ロンドン五輪でも、おそらくパク・チュヨンは招集されるだろう。アジア大会で主将を任せたほど信頼は厚い。チームが抱えるセンターフォワード不足の解消だけでなく、リーダーとしての役割も期待でき、英国に在住していることも適応の助けになる。
パク・チュヨン自身も、兵役の問題があったためアーセナルとの契約は2年という短期で結ばれ、誰よりも五輪出場を渇望している。広州アジア大会でも、モナコに直訴してまで招集に応じた。ホン・ミョンボ監督はロンドンで名誉挽回のチャンスを与えるだろう。
またA代表の守護神チョン・ソンリョン(水原三星)も有力候補の一人だ。これまでイ・ボミョン(釜山)とキム・スンギュ(蔚山現代)が交互に務めたが、信頼に値する活躍は見せていない。チョン・ソンリョンは技量が高く、豊富な経験を持っている。守備のリーダーとしても期待が出来る。不安を解消するための重要なピースになるだろう。
もう一つの枠であるが、ミッドフィルダーではないだろう。チームでは層が厚いポジションだ。ユン・ビッガラム(城南一和天馬)、ク・ジャチョル(アウグスブルク/ドイツ)、キ・ソンヨン(セルティック/スコットランド)など選手が豊富に揃っている。
組織力を維持するために残り一枚は使わない可能性があるが、強いていえばサイドバックに活用の余地があるのではないか。守備の不安を取り除き、攻撃を強化するために、新たな選手の起用も考えられる。その場合、広州アジア大会では直前合宿で離脱したシン・グァンフン(浦項)が有力だろう」
(筆:Qoly編集部 K)
【2月22日、ノリッチとのリザーブマッチでのゴールシーン】