両チームでプレー経験のあるアルベルティーニ

ミランのレジェンドでありバルセロナで引退したデメトリオ・アルベルティーニは、チャンピオンズリーグでの両チームの試合は、バルセロナが優位とみている。しかし、ミランのCLが終わりとは考えていないようだ。

ミランとバルセロナは今夜ファーストレグをサン・シーロで行う。ミランが準々決勝までたどり着いたのは2007年にアテネで優勝した時以来の事であり、グループステージで激突した際、バルセロナが1勝1分とミランを上回っている事から、バルセロナが優勢と見られている。しかし、現在FIGCの副会長を務めるアルベルティーニは、ミランがメッシとその仲間たちを止めることができると信じている。

「CLに出場するすべてのチームが勝利に対して情熱と意欲を持っているが、ミラン対バルセロナは一足早く訪れたファイナルみたいなものだ。ミランはセリエAでは首位であり、自信と情熱を持って世界一のチームに立ち向かうが、チアゴ・シウバの欠場は大きく響くだろう」

「バルセロナはフィールド上のベストチームだが、ミランも勝ち残るチャンスはある。いま、メッシやクリスティアーノ・ロナウドと並んでズラタン・イブラヒモヴィッチは世界最高級の選手の一人だ。間違いなくズラタンがカルレス・プジョルとジェラール・ピケに問題を引き起こすだろう。そして、ミランはバルセロナの優位性を消し、『決勝』に勝つ力があるよ」

元イタリア代表のレジスタは1994年のファイナルでドリームチームと呼ばれたバルセロナを4-0で下したメンバーだった。当時のミランは何人かのキープレーヤーを欠いていたが、今回のミランもよく似た状況である。イタリア最後の砦。ミランは世界最強チームの打倒に挑む。

(筆:Qoly編集部 N)

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