パオロ・マルディーニ(ミラン:1985~2009)
類まれなキャプテンシーとエレガントなプレースタイルで全盛期には「世界最高のディフェンダー」と称賛を浴びた、“不世出のバンディエラ”。 1985年に父チェーザレもプレーしたミランでプロキャリアをスタートさせると、瞬く間にレギュラーポジションを獲得し、フランコ・バレージ、アレッサンドロ・コスタクルタらと共に難攻不落の守備組織を形成。バレージの引退後はキャプテンマークを巻き、ロッソネーリをピッチ内外で支え続けた。
ゼップ・マイアー(バイエルン:1962~1979)
その超人的な反射神経と動物的な敏捷性から「アンツィングの猫」と称された、ドイツサッカー史上最高峰の守護神。プレデビューからわずか2年後 にバイエルンの第一GKに抜擢されると、国内外のコンペティションで大活躍し、1974年から1976年にかけては欧州チャンピオンズカップ3連覇の立役者にもなった。なお、ドイツ最優秀選手に選ばれた経歴を持っているが、このタイトルを3度手にしたのはGKでは彼が唯一。