【ミラノダービー観戦会@大崎のお知らせ】

【ユナイテッドファン交流フットサル@横浜を開催します!】

このような告知を最近よく見かけるのは、何も私だけではないだろう。

ここ数年、海外サッカーファンを巡るコミュニティの在り方に劇的な変化が生じている。

その大きな要因となっているのが、いわゆる「クラブ公式日本サポーターズクラブ(サポクラ)」の勃興だ 現在では、欧州ビッグクラブの多くに日本公式サポーターズクラブが発足しており、定期的に活動を行っている。そこには、これまでの日本にはなかった海外サッカーファンによる全く新しい形の楽しみ方やコミュニティの広がり方を見ることができる。

今回は、インテルクラブ・ジャポネのフットサルイベントを見学し、その代表の方にもお話を伺った上で、この「クラブ公式日本サポーターズクラブ」が一体どのような正体であるかを紹介しつつ、それらを通して海外サッカーファン周辺の環境がどのように変化しているのかについて考えてみたいと思う。

▼「クラブ公式日本サポーターズクラブ」とは?

一言で言えば、そのクラブの日本国内におけるサポーターを対象とした、クラブからも公認されている日本版のファンクラブのことである。現在、インテルやミラン、トッテナムやリバプール等の日本在住のファンが、サポーターズクラブを発足させている。

ここで注意したいのは、これらのサポーターズクラブのいくつかが日本国内のファン同士の交流を目的に設立されたということだ。クラブの代理業務をただ行うのではなく、あくまで日本のファン同士を繋げることを第一に掲げる団体も少なくない。各クラブの設立背景や目的は様々だが、ソーシャルメディアの隆盛と共に、ファン同士の交流に重きを置くクラブが着実に増えているようだ。

具体的な活動内容は各サポーターズクラブによって異なるが、定期的な観戦会や交流フットサルの開催、また公式グッズの共同購入から会員特典ノベルティの発行まで多岐に渡る。また入会費や年会費については、各クラブによってまちまちのようだ。