サントスのブラジル代表FWネイマールが『TIME』誌のラテンアメリカ版の表紙を飾った。
世界で最も評価されているうちのひとりとして取り上げられたネイマールはつい先頃サントスとセレソンのレジェンドであるペレから品行について批判を受けたばかりだが、皮肉にも同誌では“The Next Pelé”との副題がつけられている。
紙面ではピッチ上でのネイマールの特性に加え、ソーシャルネットワークでの人気ぶりや、11社とスポンサー契約を結びおよそ400万ブラジルレアル(約1.8億円)もの月収を稼ぐなどピッチ外での成功についても伝えているそう。また、ネイマールがブラジルでプレーし続けていることで国内経済に与える好影響にも触れているとか。
『TOW』によれば、ネイマールは同誌内のインタビューで、なぜまだブラジル国内でプレーしているのかについて「いつも自分の心がおもむくままに行動してる。自分にとってブラジルを去る最適な時はきてないんだ。とても満足だよ・・・自分の考えは15年前も同じだったと思う」と応えたそうで、来年行われる自国開催のW杯については「ホームで行われる大会なのでセレソンへのプレッシャーは倍になる」と話したという。
その他、しばしば比較されるリオネル・メッシについては「アイドル」としたうえで、「試合を変えるために決定的なことをなせるのはファンタスティック」と評したそうだ。
また、同誌内でサントスのリベイロ会長は自分の仕事について「ネイマールに移籍する理由がありはしないか確認すること」だと述べたとか。