トルコの雄、ガラタサライは1500万ユーロ以上のオファーであればオランダ代表MF、ヴェスリー・スナイデルを売却する姿勢を見せている。

チェルシーの新監督のジョゼ・モウリーニョはインテル時代に共に戦ったスナイデルの獲得をを望んでいると先日から報じられているが、『CalcioMercato』によればガラタサライは相応のオファーがあればオランダ代表をスタンフォード・ブリッジへ行かせるという。

モウリーニョはスナイデルと1シーズンしか共に過ごしていないが、そのインテル時代の1シーズンにセリエA、チャンピオンズリーグ、コッパ・イタリアの3冠を達成した事で今もなお強く結びついているという。

スナイデルは1月にインテルからガラタサライへ移籍したばかり。ガラタサライのリーグ制覇やチャンピオンズリーグでの戦いなどで非常に大きな貢献を示して存在感を発揮したが、ガラタサライの会長、ウナル・アイザルはチェルシーからのオファーについては議論に応じる姿勢を示している。

「スナイデルについての噂は聞いているが、我々はまだ何もオファーを受け取っていない。だが、もし1500万ユーロのオファーがあれば、我々は彼を売却せざるを得ない」

なお、モウリーニョがオランダ代表の司令塔を真剣に望んでいるかは不明だ。それは同じようなポジションにはファン・マタ、エデン・アザール、そしてオスカルら実力者がひしめいているからである。しかし、彼らを従える司令塔としてスナイデルを獲得すべきだという論調もあり、移籍の可能性は未だ雲の中という状況とも言えるだろう。

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